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【SEO】アンカーテキストとは?6つの種類と最適化の3つのポイント

Hirokuma
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【SEO】アンカーテキストとは?6つの種類と最適化の3つのポイント

「アンカーテキストって何?」
「SEOにどんな影響があるの?」
「最適化のポイントを知りたい」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

結論からお伝えすると、アンカーテキストとはクリックできるテキストのことで、現在のGoogleはリンク先ページのコンテキスト(文脈)を理解するために活用しています。過去のようにダイレクトに検索順位に影響することはありませんが、間接的にSEOに影響を及ぼしています。

この記事では、アンカーテキストの定義から6つの種類、SEOへの影響、最適化の3つのポイントまで、わかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • アンカーテキストとは何か
  • アンカーテキストがSEOに与える影響
  • アンカーテキストの6つの種類
  • 最適化する3つのポイント

アンカーテキストとは?

アンカーテキストとは、簡単にいえばクリックできるテキストのことです。クリックすると、ほかのページやページ内のほかの場所へ移動します。

アンカーテキストは通常、青色を基調とした他のテキストとは異なる色で表示されます。下線が引かれていることも多いです。「リンクテキスト」「リンクラベル」と呼ばれることもあります。

アンカーテキストのHTMLタグ

アンカーテキストは、HTMLのタグを使います。の”a”はAnchor(アンカー)の略です。

テキストリンク
アンカーテキスト

画像リンク(alt属性がアンカーテキストになる)
アンカーテキスト

ページ内リンク
アンカーテキスト

メールアドレス
info@example.com

電話番号
090-1234-5678

WordPressでの操作

WordPressでリンクを挿入する際のショートカットは以下の通りです。

  • Windows:Ctrl + K
  • Mac:command + K

アンカーテキストがSEOに与える影響

古いSEOでは有力な手法だった

キーワードを大量に埋め込むような作為的なアンカーテキストが、SEOテクニックとして流行していた時代があります。極端な話、アンカーテキストに狙いのキーワードを使用することで、ページに存在しないキーワードでGoogle上位表示させることも可能でした。

アンカーテキストを意図的に扱うと、一歩間違えればGoogleから低評価を受けるリスクがあります。

ペンギンアップデートとアンカーテキスト

Googleは2012年に「ペンギンアップデート」を公開しました。不自然な被リンクを排除する目的の調整で、不自然な被リンク、スパムによる被リンク、不正なリダイレクト、不適切なアンカーテキスト、マークアップの悪用などが対象です。

ペンギンアップデート後、「アンカーテキストの多様性が低いWebサイトの検索順位が落ちる」という事象が観測されました。

“多様性が低い”とは、同じアンカーテキストを使って被リンクを獲得していること。これが「不自然である」と認識され、検索順位を操作するマイナス行為とみなされるようになりました。

現在のGoogleはコンテキスト理解のために活用

現在のGoogleは、コンテキスト(文脈、前後関係、脈絡)を理解するためにアンカーテキストを活用しています。

アンカーテキストは「リンク先ページがどんなページなのか?」をGoogleが理解する手がかりとなっています。

Googleのジョン・ミューラーは「ほとんどのリンクは、アンカーテキストを通じて、ちょっとした追加的なコンテキストを提供する」「アンカーテキスト(と画像のaltテキスト)は、Googleがコンテキストを理解するうえで、かなり役立つ」と発言しています。

現在のSEOでは、過去のようにアンカーテキストがダイレクトに検索順位に影響することはありませんが、「コンテキストの理解」という観点から見れば、間接的に検索結果に影響を及ぼしています。

アンカーテキストの6つの種類

種類1:完全一致(Exact-match)

上位表示を狙う検索キーワードと完全に一致したアンカーテキストです。

例:「アルゴリズム」で上位を狙う場合 → [アルゴリズム]

過去のSEOで流行したのは「できる限り、完全一致の被リンクを増やす」という手法でした。

種類2:部分一致(Partial-match)

キーワードを含みつつ、他のワードを組み合わせたアンカーテキストです。

例:[アルゴリズムの勉強方法]

種類3:ブランド(Branded)

ブランド名(企業名、サイト名など)にリンクを張るアンカーテキストです。検索キーワードは含みません。

例:[バズ部]

種類4:画像(Images)

画像のリンクは、alt属性に入力したワードがアンカーテキストとして使用されます。

種類5:ネイキッドリンク(Naked link)

URLをアンカーテキストとするタイプです。「裸のリンク」という意味です。

例:[https://example.com/]

YouTubeの概要欄など、リンク設置ができないシーンで使う方法です。

種類6:ジェネリック(Generic)

汎用的な語句(続きを読む、詳細はこちら、ダウンロードはこちらなど)をアンカーテキストとするものです。

例:[詳しくはこちら]

SEO的な効果は期待できませんが、CTA(コールトゥーアクション、行動喚起)の目的でよく使われます。

アンカーテキストを最適化する3つのポイント

ポイント1:第三者による外部サイトのアンカーテキストは自然に任せる

Googleは、アンカーテキストが検索順位の作為的なコントロールに悪用されないように、アルゴリズムを進化させてきました。できるだけ「ナチュラルに任せる」ことが、Googleから誤解されずに安全にSEOを実践するうえで必要不可欠です。

「自然発生の被リンクを、多種多様な外部サイトから獲得した結果、アンカーテキストが多様化した状態」が目指すべき理想です。

ただしタイトルは戦略的に設定しておく

ページのタイトルがそのままアンカーテキストとして使われるケースが多いため、以下を守りましょう。

  • ターゲットとするキーワードを含むこと
  • ページのコンテンツと整合していること
  • ページごとに異なる固有のタイトルであること
  • 簡潔でわかりやすいこと(28字〜36文字が目安)

ポイント2:コントロールできる外部リンクは「完全一致」を使う

「権威性の高い一流メディアに記事を寄稿する」といったコントロールできる外部リンクのチャンスでは、完全一致のアンカーテキストを狙いましょう。

Medium社の分析によれば、完全一致のアンカーテキストは、依然として上位表示にある程度の影響力を持つことが示唆されています。

ただし乱用は避ける

乱用すればペンギンアップデートの捕獲対象となります。安全圏として以下を目安にしましょう。

  • 完全一致は1〜2%以内
  • 部分一致は30%以内

SEOツール(Ahrefsなど)を使うと、自サイトのアンカーテキストの割合を把握できます。

ポイント3:内部リンクのアンカーテキストはUXに配慮して決める

Googleのジョン・ミューラーは「内部リンクのアンカーテキストは、検索順位に対して目に見える効果はない」と発言しています。

内部リンクは「Googleがコンテキストを理解するために役立つ」という意味では間接的にSEO効果を発揮しますが、外部リンクに比較すれば検索順位への直接的な影響は軽微です。

検索エンジンではなく、ユーザーのために役立つアンカーテキストを考えることが重要です。

具体的なヒント3つ

ヒント1:リンク先の内容が想像できる言葉選び
「検索ボリュームが多いキーワードを含めよう」という魂胆は不要です。純粋にその記事を読んだ読者にとってわかりやすい言葉がよいです。ジェネリック(汎用的なワード)より具体的にリンク先の内容を説明するワードが適しています。

ヒント2:文章の自然な流れの中に出現
Googleはアンカーテキスト周辺の文章や画像も参考にしています。「和菓子」の話をしているのに急に「SEO」のアンカーテキストが出現したら、Googleは「不自然なリンクの可能性あり」と検知します。

ヒント3:クリックできるとわかるデザイン
リンクのデザインは「青系統の色+下線」が基本です。HTML5の推奨デフォルトカラーは #0000EE(訪問済みは #551A8B)です。

よくある質問(FAQ)

Q. アンカーテキストにキーワードを入れるべき?

A. 外部リンクで自分がコントロールできる場合は完全一致を狙えますが、乱用は避けましょう(1〜2%以内が目安)。内部リンクではSEO目的でキーワードを詰め込むより、ユーザーにとってわかりやすい言葉を選ぶことが重要です。

Q. 「詳しくはこちら」はSEOに悪い?

A. SEO的な効果は期待できませんが、悪影響があるわけではありません。CTAとして有効な場合もあります。ただし、リンク先の内容がわかる具体的なテキストの方がユーザーにもGoogleにも親切です。

Q. 同じアンカーテキストを使い回すとペナルティ?

A. 外部リンクで同じアンカーテキストばかりだと「不自然」とみなされるリスクがあります。内部リンクでは大きな問題にはなりませんが、多様性を持たせることが望ましいです。

Q. 画像リンクのアンカーテキストは?

A. 画像リンクの場合、alt属性に設定したテキストがアンカーテキストとして機能します。適切なalt属性を設定しておきましょう。

まとめ:アンカーテキストはユーザーファーストで最適化しよう

この記事では、アンカーテキストの定義から最適化のポイントまで解説しました。

重要ポイント:

  • アンカーテキストはクリックできるテキストのこと
  • 現在のGoogleはコンテキスト理解のために活用している
  • 過去のように直接検索順位に影響することはない
  • ペンギンアップデート後、多様性の低いアンカーテキストは低評価対象に
  • 内部リンクは検索順位への直接的な影響は軽微

6つの種類:

  1. 完全一致:キーワードと完全に一致
  2. 部分一致:キーワードを含みつつ他のワードを組み合わせ
  3. ブランド:企業名やサイト名
  4. 画像:alt属性がアンカーテキストになる
  5. ネイキッドリンク:URLそのまま
  6. ジェネリック:汎用的な語句

次のステップ:

  • 外部リンクのアンカーテキストは自然に任せる
  • コントロールできる外部リンクは完全一致を狙う(1〜2%以内)
  • 内部リンクはユーザーのためにわかりやすい言葉を選ぶ
  • ページタイトルにキーワードを含め戦略的に設定する

アンカーテキストの最適化は、SEOテクニックとして捉えるのではなく、ユーザーにとってわかりやすいリンクを設置することを心がけましょう。結果として、Googleにもコンテキストが伝わりやすくなります。