「h1タグって何?titleタグと何が違うの?」
「h1タグは1ページに1つだけ?複数使ってもいいの?」
「h1タグを最適化するとSEO効果があるって本当?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
結論からお伝えすると、h1タグはhタグ(見出しタグ)の中で最も上位のタグで、ページに何が書かれているかをユーザーと検索エンジンに伝える最も重要なテキストです。SEO上はh1の数がいくつあっても問題ありませんが、ユーザビリティの観点から1ページに1つだけ設定することをおすすめします。
この記事では、h1タグの基本からtitleタグとの違い、正しい設定方法、避けるべき使い方まで、わかりやすく解説します。
この記事でわかること
- h1タグとは何か、その重要性
- h1タグとtitleタグの違いと関係性
- h1タグの数についてのGoogle公式見解
- 理想的なh1タグの設定ポイント5つ
- おすすめしないh1タグの使い方5つ
h1タグとは?ページの主題を伝える最上位の見出し

h1タグは、hタグ(見出しタグ)の中で最も上位のタグです。ページの最初に一番大きな文字で配置され、ページのタイトルを意味することが多いです。
HTMLでの見出し構造は以下のようになります。
- h1:ページのタイトル(最上位)
- h2:大見出し
- h3:中見出し
- h4:小見出し
h1は最上位の見出しであり、ユーザーと検索エンジンが「ページに何が書かれているか」を把握するために最も重要なテキストといえます。
h1タグの重要性
h1タグが重要視される理由は以下の通りです。
- コンテンツの一番上に表示され、ユーザーが最初に目にする
- 一般的に他のどの要素よりも大きな文字で表示される
- Googleがコンテンツの構造を把握する際に重要視される
- 2021年夏頃から、検索結果のタイトルリンクにh1タグの内容が使われる事例が増加
Google Search Centralにも「見出しタグの数字が小さいほど、Googleとユーザーの目から見て重要なテキストである」と書かれています。
h1タグとtitleタグの違い

h1タグとtitleタグは混同されやすいですが、役割や表示場所が異なります。
表示場所の違い
h1タグ
Webページに表示されます。読者がページのタイトルと認識することが多いです。
titleタグ
検索結果に表示されることが多いです。ブラウザのタイトルバーにも表示されます。
HTMLでの記述場所
h1タグ
body要素内に記述します。
titleタグ
head要素内にメタ情報として記述します。
役割の違い
h1タグ
ページを読んでいる読者に、ページの内容をわかりやすく伝える役割があります。文字数の制限は特にありません。
titleタグ
検索エンジンがページの内容を理解するために重要です。検索結果でクリックされやすいテキストに最適化すべきです。PCでは30文字程度、スマホでは35文字程度しか表示されません。
多くのWordPressテーマでは、タイトルに設定したテキストがh1タグに自動挿入されるため、「h1タグ=タイトル」としているコンテンツも多いです。
h1タグとtitleタグは同一で問題ない

h1タグとtitleタグのテキストは完全に同じで問題ありません。
理由1:どちらもページの主題を伝えるもの
h1とtitleタグはどちらもページの主題(主なテーマ)を伝えるものです。h1とタイトルが全然違う内容になる方が不自然です。
ただし、h1の内容が長くなりすぎる場合(30文字を大きく超える場合)には、titleタグは短くするという判断もできます。
理由2:異なる場合タイトルリンクが書き換えられる可能性
h1とtitleタグが異なる場合、Google検索結果のタイトルリンクが書き換えられる可能性があります。
Googleは2021年8月に新しいシステムを導入した後、タイトルがページ内容を適切に示したものでない場合、h1タグに書き換えられる現象が多く報告されるようになりました。
Google検索セントラルには、タイトルリンクはtitleタグだけでなくh1タグなどページ内の要素から自動的に決定すると書いてあります。
h1タグ最適化による直接的なSEO効果

h1タグを最適化したからといって直接的なSEO効果があるわけではありません。h1タグを最適化することで順位が上がるわけではありません。
ただし、以下の効果はあります。
- h1タグやその他のhタグを最適化し適切な見出しを設定することで、検索エンジンのクローラーにページの内容を理解しやすくなる
- ページを読んでいるユーザーが、そのページに何が書かれているのか理解しやすくなる
- hタグは検索エンジンから重要なテキストと判断され、特にh1タグは最も重要なテキストと判断される
h1タグに対策キーワード(上位表示させたいキーワード)を入れることには、一定のSEO効果があると考えられます。
h1タグの数についてのGoogle公式見解

Googleのジョン・ミュラー氏は、h1タグの数について以下のように発言しています。
- h1要素は、1ページの中で何回でも使って構わない
- HTML5では、ページ内で複数のh1要素を使うのは普通のこと
- 一部のSEOツールは「h1タグが1つもない」「h1タグが2つある」を問題のように扱う
- しかしこれは、検索エンジンという観点では重要な問題ではない
- ただし、ユーザビリティの観点から見ると改善した方が良いかもしれない
- h1要素が無くても、5つあっても、適切にランク付けされる
結論:h1タグは必ず1つ設定する
SEO上はh1の数がいくつあっても(なくても)良いですが、ユーザビリティの観点から考えると、h1タグは1つだけが良いです。
h1タグは「そのコンテンツの主題」を表わすことが多いため、ユーザーやクローラーが構造や内容を正しく理解するためには1個が良いです。
「h1タグを使わない」のもおすすめしません。h1タグを使わないと、Googlebotが数字が一番大きいh2を重要な情報と理解してしまうことがあります。
h1タグの設定方法

WordPressの場合
WordPressで記事を書くときに「タイトル」に設定した内容が自動的にh1タグに設定されます。何らかの作業をしてh1タグを設定する必要はありません。
記事本文内ではh1タグは使わず、h2タグ→h3タグ→h4タグを順番に使いましょう。
WordPress以外のノーコード系CMSの場合
必要に応じてh1タグを画面上で選択して設定します。多くの場合は上部に配置されている一番大きい文字の部分(タイトル)をクリックして、h1タグを編集します。
理想的なh1タグの設定ポイント5つ

ポイント1:h1タグは1ページに1つ
h1タグはページのテーマを伝える重要な要素です。h1タグが2つ以上あると、同じページで違うテーマを扱っていることになり、ユーザーも混乱してしまいます。
ポイント2:h1タグはtitleタグと同一に
どちらもページの主題を伝えるものです。h1タグとtitleタグが異なる場合、検索結果のタイトルリンクがtitleタグではなくh1タグに書き換えられるケースがあります。
ポイント3:ページの最初に大きな文字サイズで配置
Google検索セントラルでも「メインの見出しは、ページ上の他のテキストと区別でき、ページで最も高い視認性を持つ見出しとして目を引くようにすることを検討してください(例:フォントを大きくする、見出しをページで最初に目立つh1要素に配置する)」と書かれています。
ポイント4:画像ではなくテキストに
hタグはページの構造を表すものです。画像よりはテキストが自然です。ユーザーがページを開いた時、ページ上部に文字サイズが大きいテキストがあった方が、それをページのタイトルと認識しやすいです。
もしh1タグに画像を設定する場合は、必ずimgタグのalt属性に「画像の内容を適切に表すような代替テキスト」を設定しましょう。
ポイント5:キーワードを含めて簡潔に記述
上位を狙いたいキーワードを含めて、簡潔にページの内容を表現する文章を入れましょう。ユーザーにも、検索エンジンのクローラーにも伝わりやすいテキストが理想的です。
おすすめしないh1タグの使い方5つ

NG1:h1タグの文字をh2タグより小さくする
Googleなどの検索エンジンは、「一番大きいサイズで書かれた内容=最も大事なことが書かれている」と判断します。
文字の大きさは、h1タグ>h2タグ>h3タグ>h4タグとなるようにしましょう。
NG2:複数ページで同じ文章のh1タグを使い回す
h1タグは、Googleやユーザーが「そのコンテンツに何が書かれているか」を把握するために重視する情報です。h1タグは、ページごとに固有の内容となっていることが望ましいです。
NG3:全ページ共通のロゴマークをh1に設定
古いサイトテンプレートの中には、h1にロゴ画像を設定し、各ページの見出しはh2からスタートするものがあります。全ページのh1タグが同じになってしまうため、おすすめしません。
NG4:h1タグを見えなくする(隠す)
CSSで「text-indent: -9999px;」や「display:none;」を設定すると画面上から見えなくなりますが、これは「隠しテキスト」にあたる行為です。Googleのガイドライン違反となり、SEOに悪い影響が出かねません。
NG5:キーワードを過度に詰め込む
Googleのガイドライン違反になる可能性が高いです。「Google検索結果のランキングを操作する目的で、ウェブページにキーワードや数字を詰め込むこと」はスパム行為に該当します。
悪い例:「h1タグとは?h1タグの重要性とh1タグの設定方法・h1タグの注意点を解説」
よくある質問(FAQ)
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Q. h1タグは必須?なくても大丈夫?
A. SEO上はh1タグがなくても問題なくランク付けされますが、ユーザビリティの観点からh1タグは設定することをおすすめします。h1タグがないと、Googlebotがh2を最も重要な情報と理解してしまう可能性があります。
Q. WordPressでh1タグはどう設定する?
A. WordPressでは記事の「タイトル」に設定した内容が自動的にh1タグになります。本文中ではh1タグは使わず、h2、h3、h4を順番に使いましょう。
Q. h1タグとtitleタグは違う内容にすべき?
A. 基本的には同じ内容で問題ありません。ただし、h1が長くなりすぎる場合(30文字を大きく超える場合)は、titleタグを短くする判断もできます。
Q. h1タグにキーワードを入れるとSEO効果がある?
A. 直接的な順位上昇効果はありませんが、h1タグは検索エンジンから重要なテキストと判断されるため、対策キーワードを含めることには一定の効果があると考えられます。
まとめ:h1タグは1つだけ、ページの主題を明確に

この記事では、h1タグの正しい使い方とSEO設定方法について解説しました。
重要ポイント:
- h1タグはhタグの中で最も上位の見出しタグ
- h1タグとtitleタグは同一の内容で問題ない
- SEO上はh1の数は関係ないが、ユーザビリティの観点から1つが望ましい
- h1タグを最適化しても直接的な順位上昇効果はないが、間接的な効果はある
- キーワードを含めて簡潔に、ページの主題を伝える
理想的なh1タグの設定ポイント5つ:
- h1タグは1ページに1つ
- h1タグはtitleタグと同一に
- ページの最初に大きな文字サイズで配置
- 画像ではなくテキストに
- キーワードを含めて簡潔に記述
次のステップ:
- 自サイトのh1タグが1ページに1つになっているか確認する
- h1タグとtitleタグの内容が一致しているか確認する
- h1タグに対策キーワードが含まれているか確認する
- 文字サイズがh1>h2>h3の順になっているか確認する
h1タグは、ユーザーと検索エンジンが「ページに何が書かれているか」を把握するために最も重要なテキストです。直接的なSEO効果は限定的ですが、適切に設定することでページの内容を正しく伝え、ユーザビリティの向上にもつながります。この記事の内容を参考に、h1タグを最適化してみてください。

